ベネッセの進研ゼミ「チャレンジタッチ」は、お子さんの学力に合わせてコースの設定が可能になります。
わが家でも、チャレンジ(紙テキスト)からチャレンジタッチへ変更した当初は、どちらのコースを選ぶべきか悩みました。

どっちのコースが子どもに最適なんだろう?
そこで今回は、チャレンジタッチを始めるにあたって知っておきたい、コースの違いと選び方の基準をご紹介していきます。
小学1年生、2年生、3年生もコースの選択は可能ですが、ここでは小学生高学年の4年生、5年生、6年生のコースについてとなります。
どちらのコースを選ぶか迷ってる方や、コースの違いを知りたい方は、参考になさってください。
チャレンジタッチで選べるコースの種類
チャレンジタッチで、小学4年生以上を受講すると、「標準コース」と「上位コース」のどちらかを選ぶことができます。
コースはどちらを選択しても、追加の料金は発生せず、無料で選ぶことが可能です。

教科ごとにコースの選択が可能なのは、ありがたいですよね。
なお、小学1年生、2年生、3年生までは、「上位コース」ではなく「ハイレベルコース」が用意されています。

4年生になると「ハイレベルコース」が「上位コース」に変わるんだね!
チャレンジタッチのコースの違い
「標準コース」と「上位コース」は何が違うのでしょうか。
チャレンジタッチを受講中に利用できる「おうえんネット」では、以下のように記載してます。
教室の学習は「標準コース」と「上位コース」の2コースがあります。教科ごとにそれぞれ、2コースから選べます。コースによって、ひと月の学習内容やレッスン数が変わります。
ベネッセ チャレンジタッチ おうえんサポート
大まかに言えば、「標準コース」と「上位コース」の違いは、授業内容とレッスン数が変わると言っています。
各コースの詳しい説明は、こちらになります。
教科書の内容に沿った基礎の学習で、思考力・判断力・表現力の基本が身につきます。教科書に沿った「メインレッスン」と月末に「赤ペン先生の記述力指導」があります。
進研ゼミ チャレンジタッチ おうえんサポート
「標準コース」のレッスンに、「上位レッスン」が追加されます。中学・高校での成績上位者が、小学生の時のタッチ学習で正答率に差が出た問題を分析し、必要な学力として出題します。
進研ゼミ チャレンジタッチ おうえんサポート

え?上位コースには赤ペン先生の指導はないの?

これを読むと「赤ペン先生の指導ない」って勘違いしちゃうね。下の方に小さな文字で言及してあったけど、赤ペン先生の指導はあるみたい!

つまり違いって何なの?

少し分かりづらいよね。進研ゼミに電話で違いを聞いたよ!
進研ゼミホームページの説明だけでは分かりづらかったので、問い合わせして表にまとめました。
標準コース | 上位コース | |
---|---|---|
メインレッスン | ○ | ○ |
上位レッスン | ー | ○ |
赤ペン指導 | ○ | ○ |
応用問題 | 3割 | 5割 |
教科ごとのコース選択 | ○ | ○ |
つまり、「上位コース」と「標準コース」では、レッスン量、上位レッスンの有無、応用問題が出題される割り合いが違うと言うことですね。
「上位コース」を選択することで、基礎以上の学力が身につくことが期待できます。
チャレンジタッチの標準コースと上位コースを選ぶ基準
「標準コース」と「上位コース」どちらかを選ぶとき、何を基準にすれば良いのでしょうか。
わが家でも悩みましたが、最終的に全教科「上位コース」を選択しました。
「上位コース」を選択した理由は、
初めは、レッスン量が増えることで勉強量がこなせないか不安でしたが、チャレンジタッチのようなタブレット学習は、1レッスン10分〜15分程度と短時間で終わります。
そのため、なんの問題もなく「上位コース」を1カ月内に終えることができました。

4年生のうちは、上位レッスンをやってもゆとりがあるくらいだったよ!
また、中学受験や高校受験で上位の学校をねらうなら、応用問題に対応している「上位コース」を選択しといた方が賢明でしょう。
逆に、長時間の勉強や毎日勉強する習慣がないのであれば、まずは「標準コース」を選び、現時点より学習時間を伸ばすことをオススメします。
無理をして勉強量を増やすより、全部できたことの達成感を感じることを先決した方が良いでしょう。
また、教科ごとにコースを選べるので、余力があれば得意な教科だけ「上位コース」を選ぶのもいいですね。
つまり、コースを選ぶ基準は以下となります。
- 1日に勉強を30分以上する習慣がある
- テストで平均以上の点数を取ることができる
- 受験を視野に入れている
この基準にすべて該当する場合は「上位コース」を選び、これに該当しない場合は、「標準コース」を選ぶことをオススメします。
継続ユーザーに届くリコメンドメール
継続してタッチを受講してると、学年末の3月くらいに「リコメンドメール」が保護者に届きます。

リコメンドメールは、保護者が登録してるメールアドレスに届くよ!
「リコメンドメール」には、進級する学年でおすすめのコースをが記載されています。

継続してればリコメンドメールで診断されたとおりに、コースを設定すればイイだけだね!

ちょっと待って!リコメンドメールを信じすぎちゃダメだよ!
わが家の場合、毎日欠かさず勉強をして、「上位コース」もこなしてたにも関わらず、全教科標準コースをすすめられました。

上位コースもサボってないよ!ちゃんとやってたのに標準コースに変える必要があるの?
リコメンドメールのコース提案基準がわからなかったので、こちらもサポートに聞いてみたところ、「3学期のチャレンジタッチの正解率で判断してます」とのことでした。
そのため、わが家のようにチャレンジタッチを予習で使用すると、必然と正解率が低くなり、「標準コース」を提案されてしまうようです。

サボってると思われた疑いがはれてよかったー!
リコメンドメールはあくまでも目安として、保護者が日々の学習状況を見て判断した方が良いでしょう。
チャレンジタッチのコースは途中でも変更できるか
コースの変更は、いつでも可能です。
チャレンジ(紙テキスト)の場合、電話での変更になりますが、チャレンジタッチの場合はタブレットから簡単に変更が可能です。
コース変更方法: 設定 → コースの設定 → 各教科ごとに選択
間違えて設定しまったり、途中で変えたくなっても気軽に変更がきくのはありがたいですね。

「標準コース」を選んでも「上位コース」を選んでも、すぐに切り替えられるから安心だね。
最後にひと言
チャレンジタッチのコース選択の参考になりましたか。
個人的にチャレンジタッチの場合、標準コースはレッスン量が少なく学習時間が比較的短いため、「上位コース」の方がオススメです。
どちらのコースを選択しても、途中で変更が可能です。
「上位コース」にして、難しいようだったら「標準コース」にいつでも戻せるので、気軽にチャレンジしてみることをオススメします。

進研ゼミでは保護者のサポートが手厚くあります。勉強の仕方など個別相談が可能ですので、活用することをオススメします!