子供が小学生の高学年になってくると、「都道府県と県庁所在地っていつ習うんだろう」と疑問に感じることありませんか?
重要な単元だし、暗記する量は多いし「先取りして勉強しとかなくて大丈夫かな」と、不安になりますよね。
実は、私もそのひとりでした。
「県庁所在地」と「都道府県」を習う学年は小学4年生です。
そのため先取りで勉強を始めるなら、3年生の春休み、もしくは4年生に進級してすぐ始めることをおすすめします。
余裕を持って先取り学習することをおすすめするよ!
「県庁所在地」と「都道府県」は、先取り勉強をしておいて本当によかったと実感してます。
そのため、今回は「県庁所在地」と「都道府県」を先取りで勉強するか悩んでる方に、「先取りしてよかった理由」と「覚えた方法」を紹介します。
学校の授業で始まる前に、ぜひ参考にしてください。
「県庁所在地」と「都道府県」はいつ習うのか
「県庁所在地」と「都道府県」は小学4年生の1学期(6月中旬ごろ)から学び始め、夏休み前の約1ヶ月間で、すべてを覚えるように授業が進みます。
1学期から始まるの?!覚えるのに全然時間が足りなそう。
そうなんだよ!思ってたより早く始まってびっくりしたんだよね。
先取りを考えてる場合、あまりにゆっくりしてると授業までに間に合わなくなるのでご注意ください。
「県庁所在地」と「都道府県」を先取りしてよかった理由
私が「県庁所在地」と「都道府県」を、先取りで勉強しといて「よかった」と思う理由は3つあります。
それでは、理由を詳しく説明していきます。
暗記する量が多すぎる
「県庁所在地」と「都道府県」を覚えるには、今までにないボリュームの多さの暗記が必要となります。
「県庁所在地」だけなら47つの暗記で済みますが、「都道府県名」と「日本地図の位置」もセットで覚える必要があるので、暗記する量がケタ違いに増えてしまいます。
そのため、学校で習い始めるタイミングで勉強を始めると、短期間ですべてを覚える必要があります。
また、短期間で暗記すると記憶が定着しづらいので、忘れる心配も出てきます。
5年生でも引き続き地理の勉強するので、4年生のうちに時間をかけて、しっかりと覚えておくことをおすすめします。
覚える期間が短かすぎる
都道府県の授業は、自分の住んでいる県と地方から学び始め、地方ごとにテストが実施されます。
約1週間で1地方を覚えていくペースで授業が進んでいきます。
テストが実施されるまでの期間が短いので、暗記が苦手な子にとってはかなりの負担です。
そのため、コツコツ覚えていく派は先取りして勉強することを強くおすすめします。
漢字も覚える必要がある
テストでは、「県庁所在地」と「都道府県」はできれば漢字で書く必要があります。
子供の小学校では、漢字での解答は必須ではありませんが、漢字は1問2点配点のところ、ひらがなの場合は1問1点配点に変わってしまいます。
4年生の国語の授業でも、都道府県名の漢字を学ぶことになるので、どうせなら併せて覚えた方が効率が良いと言えます。
画数が多い漢字が多くて、ぜんぶ覚えるの大変だったよ。
また、「那覇」や「鹿児島」など、画数が多い漢字もたくさんあるので、漢字も覚えるのに苦戦します。
学習の時間が多く取れない場合は、漢字だけでも先取りしておくことで、かなりゆとりができるでしょう。
都道府県と県庁所在地を覚えた方法
わが子が「都道府県」と「県庁所在地」を覚えるのに実践した方法は、3通りあります。
時間をあまりかけたくない場合は、「テスト形式で問題を繰り返す」が効率的です。
効率的と言っても、テスト形式は書き写し作業になるので、勉強に慣れてない子供は、嫌がる可能性が高いので気をつけましょう。
YouTubeを見る
YouTubeは、「都道府県」と「県庁所在地」を学習するキッカケ作りのために、3年生から観せていました。
「県庁所在地 歌」と、Youtubeで調べるとたくさん出てくるよ!
音楽に合わせて県庁所在地を歌っているYouTubeがあり、楽しみながら1日3回は観ていました。
しかし、歌詞を暗記することは難易度が高めなので、あくまでもキッカケ作りと割り切って、聞き流しをするのがおすすめです。
くもん「日本地図パズル」の活用
幼少期に購入した、くもん「日本地図パズル」が、小学4年生になって日の目を浴びることに成功しました。
役立つ日がくるなんて、母さん思ってもいなかったよ。
「日本地図パズル」の活用方法手順はこちらです。
- ひらがなシールを貼って「都道府県の場所」を覚える
- ひらがなシールをはがして「漢字を読みながら場所」を覚える
- 地域色別してないピースで「場所をカンペキ」に覚える
くもんの「日本地図パズル」は、地方によって色分けされている、ひらがなシールが付属してたので、勉強がスムーズに進み、とても使いやすかったです。
特に、「都道府県の位置」と「形を覚える」のに効果を感じることができました。
また、公文のパズルは県庁所在地が記載されてませんので、あくまでも都道府県を覚えるツールとして使用することになります。
長い目で見れば、ランダムにピースを取って形だけで県名が言えるように練習するのにも役に立つので、おすすめの教材です。
テスト形式で問題を繰り返す
漢字を覚るために、最終的に書き写し勉強が必要になります。
インターネットで使い勝手が良さそうな白地図を探しプリントアウトして、答え(都道府県と県庁所在地)があるプリントと、白紙の2種類用意します。
我が家では勉強どうぐばこさんでダウンロードしてるよ
プリントアウトしたら、ノートで繰り返し練習できるよう問題に番号つけてから、手順のように勉強していきます。
- 答えがあるプリントを見ながら「ノートに書き写しする(5日ほど続ける)」
- 8割ほど覚えたら白紙の方を見ながら「テスト」をする
- 間違えた箇所のみ「3回ずつ練習」する
- テストで満点が取れるまで「ひたすら繰り返す」
大変ですが満点が取れるまで毎日繰り返していきます。
位置を覚えていても漢字を覚えない場合は、ひらがなで書くようにしましょう。
これにより、都道府県の位置や名前と県庁所在地を少しずつでも覚えていると実感することができ、やる気につなげることが出来ます。
少しづつ正解が増えて、だんだん楽しくなってきたよ!
ただし、ひらがなで正解でも漢字で書けていない場合は、間違えと同じように扱い、漢字を3回だけ練習するようにします。
継続的に全問正解するようになっても、週に2回ほど続けると、記憶が定着して忘れづらくなるのでおすすめです。
「ドリルの王様都道府県」はステップアップとして使うべき
先取りの勉強を始めた当初は、ドリルに頼ろうと「ドリルの王様3〜6年の都道府県」を購入しました。
しかし、このドリルは良い意味で内容が充実し過ぎで、「県庁所在地」や「都道府県」の暗記に不向きだったように感じます。
「県名と異なる県庁所在地」をうまく抜き出してあるので、コピーして何度も反復すれば、「県庁所在地」は効率良く暗記できそうでした。
しかし、「県庁所在地」や「都道府県」を覚えることに特化したドリルではなかったので、お蔵入りとなりました。
内容はとってもよかったけど、小学4年生にはちょっと早かったね。
できなかったところは、5年生になったらやってみるよ!
山脈・特産物・世界に関する内容も充実していて、4年生より5年生で習う内容が多く目立ちました。
そのため、都道府県と県庁所在地を覚えたあと、予習として進めるには、とても良い教材と言えます。
最後にひと言
「先取りさせてよかった理由」と「覚えた方法」はいかがでしたか。
日本の地理は高学年でも引き続き学ぶので、4年生のうちに「県庁所在地」と「都道府県」の土台をしっかりしておくことが、とても大切です。
暗記が苦手な子は、小学4年生に進級してすぐに先取り勉強を始めるか、余裕を持って春休みから始めることをおすすめします。
暗記のボリュームが多い単元は、先取りして勉強することで取りこぼしを防げます。
暗記は学校だけの短時間ですべてを覚えるのに限界ありますので、自宅学習でカバーしていくことが大事になります。
家庭でフォローするのも大変ですが、親子で楽しみながら学習できれば、子供もすぐに覚えてしまうはずです!
親子ともに無理のない程度で、先取り学習を始めてみませんか。
がんばるお母さん、お父さんを応援してるよ!