進研ゼミ小学生講座「チャレンジタッチ」受講前に気になるのが、レッスン数やレッスン時間ではないでしょうか。
「チャレンジ」から「チャレンジタッチ」に変更する際、悪い口コミが多く「チャレンジタッチに変更さしても大丈夫なのか」と、かなり心配しました。
口コミから「1週間で1ヶ月分の学習が終わってしまった」
なんて書かれたけど、本当なの?
うーん、本当でもあるけど、
それって「チャレンジタッチ」すべての学習内容を理解してないかもしれないよ。
意を決して、「チャレンジタッチ」へ変更し様子を1年間みましたが、「チャレンジ」と比べて、テスト結果が悪くなることはありませんでした。
そこで今回は、「チャレンジタッチ」のレッスン数とレッスン時間の目安、併せてメインレッスン以外の内容について、解説していきます。
「チャレンジタッチ」の学習時間が少ないと悩んでる方も、ぜひ参考にしてください。
チャレンジタッチのレッスン数
「チャレンジタッチ」には、標準コースと上位コース(ハイレベルコース)があります。
コースによってレッスン数は異なりますが、どちらのコースを選んだとしても共通してあるのが「メインレッスン」です。
口コミで「チャレンジタッチはレッスン数が少ない」と言ってるのは、メインレッスンのことなのかな。
メインレッスン数を調べてみたところ、学年によりレッスン数は変わりますが、低学年はとても少なく、確かにすぐに終わってしまう量でした。
学年 | 1ヶ月のメインレッスン数 |
1 | 13回 |
2 | 13回 |
3 | 34回 |
4 | 25回 |
5 | 30回 |
6 | 34回 |
1年生、2年生の場合は、ちょっと少なすぎるね。
本気で取り組んだら、本当に1週間も経たずして終わりそうだ。
1年生、2年生のメインレッスンは、国語と算数だけなので、どうしてもレッスン数が少なくなってしまいます。
学年 | 国語 | 算数 | 理科 | 社会 | 英語 |
1 | ○ | ○ | ー | ー | ー |
2 | ○ | ○ | ー | ー | ー |
3 | ○ | ○ | ○ | ○ | ー |
4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ー |
5 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
6 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
低学年からしっかり勉強をしたい方には、確かに物足りないかもしれません。
それに比べ、6年生は約34回とかなりボリュームUPしています。
低学年のうちはレッスン数が少ないですが、実は進研ゼミが学年にあわせ適切なレッスン量を算出せてると考えられませんか。
小学生の自宅学習の目安は「学年×10分」とよく言います。
低学年のうちは時間より、学習習慣をつけていくことが、何よりも大切だと言えます。
メインレッスンの学習時間
1ヶ月のメインレッスンにどれほどの時間が掛かるか、表にまとめました。
学年 | 1ヶ月のメインレッス時間 | 1レッスン時間の目安 |
1 | 65分 | 3〜5分 |
2 | 65分 | 7分 |
3 | 168分 | 7分 |
4 | 175分 | 7分 |
5 | 210分 | 7分 |
6 | 238分 | 7分 |
1レッスンの目安としては、1年生、2年生の場合は3〜5分、3年生、4年生、5年生、6年生は7分になるそうです。
ゲゲゲ。1年生65分って。下手したら1ヶ月分が1日で終わるのでは?
やっぱり少なすぎるかもね。でも大丈夫!これはメインレッスンの量だから。
チャレンジタッチにはまだまだたくさんの学習機能があるよ!
5年生までは、1日1レッスンでメインレッスンを終えることが可能ですが、6年生になると1日1レッスンではメインレッスンを終えられません。
上位コースを選択してる場合は、さらに応用のレッスンが追加されます。
1ヶ月のスケジュールを組んで取り組まないと、すべて終えれなくなるので注意が必要です。
ぼくは最低でも1日2レッスンをやってるよ!
チャレンジタッチはメインレッスンだけじゃない
レッスン数とレッスン時間を知って「物足りない」と愕然としてしまったあなた、ちょっと待ってください。
チャレンジタッチの底力を解説するからチェックしてって!
「チャレンジタッチ」は、メインレッスンだけでなく、他にもしっかりと学習が進められる機能が装備されてます。
メインレッスンが終わった後に、さらに取り組める学習は以下のとおりです。
うわー!学習内容がすごい充実してるんだね!
そうなの!悪い口コミがあるけど、本当は「チャレンジタッチ」を活用しきれてない気がするな。
「メインレッスンの量が少なすぎる」と不安な方、メインレッスンを終えてからの学習も、かなり豊富に用意されていますので安心してください。
もちろん完了したメインレッスンを復習することも可能です。
勉強を続けよう思えば、果てしなく続けられるんです。
さすが進研ゼミ。長い間、みんなに支持されてるだけあるわな。
これだけの学習機能があるから、レッスン量が少ないのもカバーできてるよ!
ただし、メインレッスンだけに期待してるならば、「チャレンジタッチ」はおすすめできません。
メインレッスンは、学校の教科書にそった基本の知識を時短で気軽に取り組め、学力向上できるレッスンです。
勉強は時間をかければ、学力が上がるわけではなく、何度も取り組むことが大事なので、時短で学べるのは「チャレンジタッチ」の特権です。
さらに、メインレッスン以外の学習機能をしっかり使うことで、国語、算数、英語検定、漢字検定も先取り学習できる、優れた教材と言えます。
メインレッスン取り組み後のおすすめ学習
「チャレンジタッチ」のメインレッスンは1日2〜3レッスン取り組むと、6年生でも2週間程度で完了します。
おすすめの学習の進め方は、メインレッスンと並行で「Callenge English」を毎日続け、メインレッスンが完了したら、メインレッスンの代わりに「とき直しレッスン」「上位レッスン」「AIトレーニング」の順に、学習を続けていくのがベストでしょう。
オンラインライブ授業は、正直わが家ではほとんど活用していません。
オンラインライブ授業はなんで活用してないの?
メインレッスンで予習して、学校の授業でしっかり教えてもらう流れで、内容をほとんど理解できてるんだって!
だから、オンラインライブ授業の必要性をそこまで感じてないんだ。
オンラインライブ授業は、参加日と参加時間が決められています。
リアルタイムで参加できない場合は、録画で授業を観ることも可能です。
学校の授業ではいまいちわからなかったところなど、必要に応じて参加していくと良いですよ。
夏休みのオンラインレッスンは読書感想文の書き方があって、
すごいわかりやすかったよ。
オンラインライブ授業に参加すると、
ゲームやアバターが買える「ジュエル」をもらえるのも嬉しいよ!
プログラミングに関しては、遊びに近い感覚で学べるので、勉強の枠にはいれていません。
お楽しみ感覚で取り組んでいくと良いと思います。
最後にひと言
「チャレンジタッチ」の低学年のメインレッスン数の量は、たしかに少なかったですね。
「チャレンジタッチ」の場合、書く問題も多くないので、レッスン時間も短く、親から見ると勉強時間が少なく感じてしまうのも頷けます。
学習時間が物足りない場合は、メインレッスン以外を活用すれば、先取りで学力をつけることも可能です。
市販のドリルを進めて勉強時間を増やしていくのも良いですね。
「チャレンジタッチ」で不安を感じるなら、しっかり書いて勉強習慣が付けられる「チャレンジ(紙テキスト)」を選択肢に入れるのもおすすめです。
すでに「チャレンジタッチ」を受講中でも、「チャレンジ(紙テキスト)」への変更も可能ですよ!
わが家でも低学年は「チャレンジ」で、高学年になって「チャレンジタッチ」に変更したよ!
「チャレンジタッチ」の良さのひとつは、時短で気軽に勉強ができるところです。
基礎学習に時間が掛からなければ、上位コースの選択、AIトレーニングの活用で、学年以上の学力を身につけることも可能です。
メインレッスン数や時間にとらわれず、「チャレンジタッチ」の機能をフル活用していくと良いですよ。