スマートフォンやゲームの普及により、子供の読書量が大幅に減少しているのはご存じですか。きっとお子さんに読書習慣を身につけて欲しく、この記事にたどり着いたことでしょう。
自宅学習のひとつとして取り入れたい「読書」ですが、「本をまるで読まない」と、ママ友さんからもよく相談されますし、私も散々悩みました。
うちの子、読書が嫌いで困ってるんだよね。
全然本を読んでくれないわ。
わかるー。
うちの子もなかなか読書嫌い克服するの大変だったから。
息子は小学1年生の夏まで満足に平仮名が読めず、音読のみならず、勉強の問題文も読むことも拒否する始末でした。
しかし、小学4年生になると300ページ程の小説を進んで読むほど、読書嫌いから読書好きへと変貌したんです。
そんな「読書嫌い」の息子がどうやって読書好きになったのでしょうか?
それは、「マンガを読ませる」「国語力を上げる」この2つに注視することで、読書嫌いを克服しました。
そこで今回は小学生の読書嫌いでお困りの方に、子供を読書好きへ変えた読書嫌い克服の方法を紹介させて頂きます。
小学生の読書嫌いでお困りの方は、ぜひ参考ください。
読書が嫌いな原因を見つける
読書嫌いを克服するには、まず読書をしない原因を見つけることが第一歩です。
小学生が読書を嫌う原因として考えられるのは、大きく分類すると以下が考えられます。
また、上記3つとも当てはまるという場合もあるかも知れませんが、原因が1つだろうと2つだろうと、あとは解決するのみです。
解決がなかなか出来ないから困ってんだわ。
焦っても解決はできないよ。ゆっくり時間をかけるのみ!
お子さんによっては解決まで長期戦の場合もありますが、原因を探って時間を掛けて改善することで、確実に読書嫌いを克服することが出来るので、長い目で頑張りましょう。
ちなみに、息子が読書嫌いから読書好きになるまでに、2年間ほど費やしました。
2年かー。かなりの長期戦だね。
頑張るも頑張らないもあなた次第だ!
読書嫌いの原因を克服した方法
では、実際どのように読書嫌いの原因を克服していったか、お話しさせていただきます。
あくまでもわが子の効果があった方法なので、お子さんによって合わない場合はあしからず。
50音を克服した方法
小学生の低学年のうちは、読むことが苦手で読書を嫌う子が多数でしょう。
読むのが苦手だから本を読むのもめんどくさいんだよ。
そのため、まずは基本的な「あいうえお」の50音を完璧に読める力が必要となります。
50音を克服するのにおすすめ方法は以下のとおりです。
嫌がってしまう場合は、一度にやる量を調整しましょう。
50音をすべて読むことを拒否するのであれば、1日1行で「あ行」「か行」と順番に進めれば十分です。
とにかく毎日練習して、読む習慣つけていくことをおすすめします。
焦らず、怒らず、粘り強く休むことなく毎日進めていき、慣れたら短文を読ませるようにして、文字に触れる機会をとにかく増やしましょう。
本に興味がない場合の克服方法
読書をしない原因が本に興味がないと感じた場合ですが、本当に興味がないのでしょうか。
この場合は、興味がある本に出会ってないの可能性が高いと言えます。
本には絵本や児童書のほかにもさまざまなジャンルがあります。
まずは、日常生活から子供が好きなジャンルを探してみましょう。
わが子はマンガにハマってから、絵本などさまざまなジャンルの本を読むようになったよ!
読書嫌いを克服するには、文字数の少ない、興味のあるジャンルを選ぶのが一番です。
マンガには娯楽なイメージがありますが、文字数が少なくストーリーが面白いものが多いので、読書嫌いを克服するのにかなり有効的です。
文字を読むことを習慣化するまでは、毛嫌いせずに試すことをおすすめします。
「面倒くさい」の克服方法
テレビに慣れてる子供は、文字を読むことすら面倒くさいと感じたりします。
面倒くさいとテレビに慣れてる子供は、文字を読むことすら面倒くさいと感じたりします。が嘆くようであれば、「読書の時間」を決めることをおすすめします。
わが家でも、夜寝る前の1時間は読書の時間と決めて、読書以外は何もしてはいけない時間と決めました。
テレビに慣れてる子供は、文字を読むことすら面倒くさいと感じたりします。だけでなく、親子で必ず取り組みましょう。
もちろん読書の強制はしませんが、読書をしないなら寝てくださいと言うと、読書してる私をチラチラ見ながらテレビに慣れてる子供は、文字を読むことすら面倒くさいと感じたりします。も本を読み始めます。
テレビに慣れてる子供は、文字を読むことすら面倒くさいと感じたりします。にやって欲しいと思うことは、親が進んでやることでマネしだします。
読書嫌い克服に使用した本と教材
最後にわが子の読書嫌い克服した際に使用した、絵本と教材をご紹介します。
あっちゃんあがつく(たべものあいうえお)
とても有名な絵本なので、ご存知の方も多いかも知れません。
「あっちゃんあがつく」は、スーパーで売ってる食べ物などリアルに描かれていて、絵を見てるだけでも楽しめる絵本です。
幼児でも読める短い文章なところも、おすすめしたい理由のひとつです。
文字数は少なくても、50音を網羅してるところと、拗音(ゃゅょ)・行拗音(がぎぐげご)も出てくるのでひらがなを読む訓練としては万能な絵本です。
文章は韻を踏んだ構成なので、リズミカルにサラッと読むことが可能なので、50音を克服するのにおすすめです。
ギフトにも喜ばれる絵本ですよ!
ドラゴンボール
ひらがなが読めるようになったら、マンガを子供にすすめました。
読むことに慣れるまでは、本をすすめることはしないで、ひたすらマンガだけを読ませるようにしました。
大好きな鳥山明先生をすすめたら、あっという間に全巻制覇!
ドラゴンボールを読破して文字に抵抗がなくなったところで、絵本や児童書へうまく誘導していき、読書嫌いを克服しました。
おんどくあんしょう朝5分ドリル
3歳から5歳が対象の音読用ドリルですが、早口言葉のような短文ばかりで、50音を覚えたての子供にもピッタリです。
娘は4歳の頃にドリルを始め、2年間使い続けてました。
暗唱になっても、なお続けるほどお気に入りの教材でした。
お歌みたいで読むのが楽しかったんだ!
幼少期から「おんどくあんしょう」で音読練習してた娘は読書をすすんで読み始め、息子のように読書嫌いになりませんでした。
文章を嫌いを克服するためにも、音読は有効的なのでおすすめします。
読書嫌いはあせっても解決しない
残念ながら読書嫌いは手っ取り早く治せるような問題ではありません。
私たちがあせって本を無理やり読ませてしまえば、逆効果となる可能性もあります。
かたくなに読書を嫌がるのであれば、定番の読み聞かせから本の楽しさを伝えることから始めてみましょう。
読書はテレビと違い想像力豊かな子に育ちます。
読書嫌いを克服するには根気が必要ですが、読書習慣は子供へ財産を残すほどの価値があると、私は信じています。